引退のきっかけ⁉アルフレド戦
現在引退してトレーナー業に打ち込む一歩。
一歩が引退する原因となった試合が実はアルフレド戦。
ゲバラ戦の前にパンチドランカーになってしまったのです。
今回は「一歩対アルフレド戦」について紹介！
互いの戦績やアルフレド戦後についても解説します。
一歩に再びリングに戻ってきてほしい人は、いいねに向かってデンプシーロールを連打！
おすすめのキャラやシーンをぜひ教えてくださいね！
対アルフレドまで
24戦23勝1敗23KOと素晴らしい記録を樹立し続けた幕之内一歩。
初めての日本タイトルマッチで伊達英二に敗れた後、デンプシーロールという一歩の代名詞となる必殺技を身につけます。
ポンチャイ・チュワタナで初披露し、KOで勝利しました。
千堂武士との対決にも勝利し、日本フェザー級チャンピオンとなったのです。
苦戦しつつも強敵たちを見事な逆転劇で勝利し、なんと日本タイトルを11回も防衛してしまうんです。
もちろんその道は決して平坦ではありません。
真田戦では、初防衛の緊張しているところを突かれ、沢村戦では敗北どころかボクサー生命まで危ぶまれました。
ゲドー戦では相手のテクニックに翻弄され、ウォーリー戦では、才能の違いを見せつけられました。
しかし、大きなダメージを受けながらも勝ち続ける一歩。
小島寿人選で強烈な‼ラウンドKO勝ちをした後、日本タイトルを返上し、世界に向けて発進しました。
アルフレドの戦績
アルフレド・ゴンザレスは23戦21勝2敗17KOと戦績は拮抗しています。
しかし、負けた2試合がいずれもリカルド・マルチネス。
リカルド以外には負けなしで、WBA世界フェザー級で2位となっています。
リカルドに憧れて始めたボクシング。
ファイトスタイルもリカルドに酷似しています。
アウトボクサー寄りの万能タイプで、玄人をもうならせる綺麗なボクシングを行います。
しかし、それもアルフレドの仮の姿。
本来のリカルドは血に飢えた野性の塊なのです。
本性をむき出しにしたアルフレドの異名が、「死神（ミキストリ）」。
モード・ミキストリになると別人のように凶暴化するんです。
内なる凶暴性を抑えて一歩戦へと臨みました。
激闘！一歩対アルフレド
計量で初対面の一歩とアルフレド。
記者からの質問に模範解答で返す一歩に対し、
「彼には何も期待しない方がいい」
リカルドの言葉を借りて、一歩を挑発しました。
試合直前、万全な体制で試合に臨む一歩ですが、一歩に対する不安が拭いきれない知人たち。
一歩だけでなく、取り巻く人たちにも緊張感が漂います。
一歩は弱くなった？
間柴や千堂、宮田はその答えを確かめに会場へと訪れました。
セミファイナルで今井京介と戦う板垣でしたが、今井の愚直な攻めにコーナーから一歩も出れずKO負け。
アルフレド戦の前に、不吉な予感が漂います。
グロービングしながら心を切り替える一歩に、鴨川会長の会長のありがたい頭突きが炸裂。
気合をフル充電できた一歩は、挑戦者としてリングへと向かいました。
一歩が入場と共に湧き上がる観客達。
期待を込めた声援が、会場を揺らします。
メキシカンのコスチュームで入場するアルフレド。
強者が持つ雰囲気を一歩のライバルたちは感じ取りました。
リング中央で目を合わす両者。
湧き上がっていた会場も固唾を飲んで彼らに注目します。
グローブを合わせ、距離を取る一歩とアルフレド。
じりじりと距離を詰めていきました。
届かないはずの距離からジャブを当てるアルフレドに、一歩は戸惑いを隠せません。
しかし、しっかりと頭を振りながら懐へと踏み込みました。
距離をつめられても冷静なアルフレド、一歩の攻撃にカウンターを狙います。
インファイトでの攻防、お互いのパンチが空を切ります。
フェイントをかけ、顔面を狙う一歩。
防御したもののアルフレドの表情が変わります。
ステップし始め、一歩の前進を阻止しようとしますが、一歩の猛攻を止めることはできません。
しかし、アルフレドの軌道を変えたアッパーが一歩に直撃しました。
絶妙なタイミングでヒットするアルフレドの変則アッパー。
練習を思い出し、アッパーをかわす一歩。
カウンターのリバーブローは惜しくもブロックされました。
２R開始直後に自分から相手の懐に飛び込む一歩は、アルフレドの迎撃に対応し始めます。
勢いに乗る一歩に、アルフレドは隠していた右を見せました。
突然の右に対応できないと判断した一歩は、パンチを頭で受け止めます。
気合を入れ直し、攻め始める一歩に再度アルフレドの右が直撃します。
しかし、今度も額でパンチを受ける一歩。
一瞬の隙を突き、一歩のリバーブローが炸裂しました。
クロスレンジでの火の出るような打ち合い。
より多く被弾してはいるものの、一歩の攻撃もアルフレドに当たります。
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３Rで距離を取ることを選択したアルフレドに、一歩は果敢に攻め続けます。
被弾するも勢いが止まらない一歩、アルフレドの右すらかわすんです。
コーナーに追い詰めようと飛び込む一歩は、アルフレドの左フックを無防備に受けてしまいました。
一発でダウンさせられてしまう一歩。
予想だにしなかった出来事に騒然とする会場。
意識を取り戻した一歩はカウント9でギリギリ立ち上がります。
その場で拳を振り回し、なんとかそのラウンドを逃げ切りました。
一歩がアルフレドに勝るものは「体力と回復力」
鴨川の激に一歩は気力を振り絞ります。
動揺する心を抑え、前進を止めない一歩でしたが、アルフレドは一歩の攻撃にカウンターで迎撃します。
反撃の糸口を見いだせない鴨川は、ふとウォーリー戦を思い出しました。
５R終了後、デンプシーロールの許可を求める一歩に対し、アルフレドはミキストリを解放しました。
開始直後に繰り出されるデンプシーロール。
アルフレドは無造作に近寄っていきました。
デンプシーロール破りをするわけでもなく、一歩の攻撃にノーガード・フルスイングで攻撃します。
「世界を嘗めるんじゃねぇ」
アルフレドの怒りは恐怖を遥かに凌駕していました。
デンプシーロールの途中でブレーキをかけ、タイミングをずらす一歩。
しかし、一歩に体を預ける形で勢いを止めました。
再び接近戦を挑む一歩に、ゴンザレスはこの距離でも一歩を凌駕します。
会長の教え通り、攻撃をかわしてアッパーを狙う一歩。
ブロックしても脳が揺れたアルフレドですが、構わず攻撃を仕掛けます。
強力なパンチが同時にヒットしましたが、なんと倒れたのはアルフレドでした。
ダウンしたことが分からないアルフレドでしたが、なんとか立ち上がります。
チャンスが舞い込み猛然と突進する一歩。
チャンスにも拘わらず、鴨川の不安は拭い去りません。
終わらせるように告げる鴨川に対し、リカルドを思い出すように告げるアルフレド陣営。
運命の第7Rが始まりました。
予想を覆し、アルフレドから攻撃を仕掛けます。
全弾フルスイングで打ち込む両者。
アルフレドのカウンターがまともにヒットします。
しかし、怯まない一歩は連打でロープ際に追い詰めました。
ロープ際での攻防戦。お互い一歩も譲りません。
アルフレドの攻撃をかわし、一歩の左アッパーが炸裂！
一歩の狙いすました右ストレートに、アルフレドの右フックがカウンターで直撃しました。
前のめりに倒れる一歩。
審判が駆け寄る前に、鴨川がリングに飛び込みました。
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